御無沙汰しております。
去る平成28年7月22日(水)、23日(木)に大阪弁護士会にて中学生を対象としたジュニアロースクールが行われました。
具体的な内容としては、1日目に弁護士による法教育の授業及び裁判傍聴、2日目は弁護士による模擬裁判の実演を見た上での有罪・無罪の評議が行われました。
私は、23日の午前中に模擬裁判の右陪席裁判官役として参加してきました。
前日に台本を見たところ「私の掛けているような黒縁メガネを掛けているのですか」との質問を発見し、驚き慌ててお古の黒縁メガネを探しました。
まさか大学生の頃に掛けていたメガネを掛けて出ることになるとは。。。
弁護士による実演の後に、中学生から質問をする時間がありますが、様々な質問が飛び出しました。
被告人役の先生が中学生からの質問にアドリブで答え、場がとても盛り上がり、私も法壇で笑ってしまいました。
参加してくれた中学生は、非常に熱心に参加してくれ、予定していた時間を超えても質問が尽きず、途中で打ち切らなければならないほどでした。
その質問も様々であり、おもしろい質問もあれば、弁護士も「なるほどなぁ」と思うものもありました。
私は、午後には別の予定があり、最後まで見ることはできなかったのですが、中学生による評議の場では、いろいろな意見が飛び交っていました。
学校では答えがあるものばかりですが、模擬裁判の評議には答えがありません。
答えが無い題について、自らの意見を言い合う機会はとても良い機会になったのではないでしょうか。
8月1日には、高校生による模擬裁判選手権があります。
模擬裁判選手権は、弁護士による支援の下、数か月準備した上で、実際の法廷で、高校生が弁護人役・検察官役となり、模擬裁判を行うものです。
どんな主張が繰り広げられるのか楽しみです。